光岡 ガリューリムジンS50解説

ガリューリムジンS50は、光岡自動車が2008年から2010年まで販売していたプレミアムクラシックセダンです。

日産・フーガ（Y50型）をベースにしたガリューIIIのストレッチバージョンとしてデビューしました。光岡自動車の霊柩車などの特装車を製造する中で培ったストレッチ技術がこのガリューリムジンS50に使われています。

ガリューリムジンS50の特徴は、ガリューIIIを500ｍｍも延長したストレッチボディです。ボディを延長したことで車内後席スペースの空間が広がり、足を組んでもまだ余裕がある快適な居住空間を実現しています。インテリアは木目パネルで装飾され、高級感ある仕様となっています。もちろん光岡自動車のクラシックカーらしいエクステリアデザインも健在です。大型フロントグリルや丸目フロントライトなどがフロントフェイスに採用されています。

ボディサイズは全長5490ｍｍ、全幅1805ｍｍ、全高1530ｍｍと、ベース車両の日産・フーガよりも胴体部分が500ｍｍ延長されています。エンジンはガリューIIIと同じく2.5リッターのVQ25HRもしくは3.5リッターのVQ35HRが搭載されています。

現在、ガリューリムジンS50は市場に出回る台数が少ない状態となっています。購入を検討されている方は、ガリューコンバーチブルに出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。