三菱 プラウディア解説

三菱プラウディアは、三菱自動車が2000年から2016年まで販売していたセダンです。

プラウディアの車名は、「誇り」を意味する英単語の「プラウド」と、三菱の「菱（ひし）」を意味する「ダイア」を合わせた造語です。

2000年から販売されていた初代プラウディアは、三菱自動車が自社製造・販売していましたが、2012年から販売された2代目プラウディアは、日産・フーガのOEMモデルとなっています。

エクステリアは存在感を主張するフロントグリル、ロングノーズ・ショートデッキを体現するプロポーション、張り出したフェンダーなどどれをとっても「誇り」という車名の由来に合致したスタイリングデザインに仕上がっています。

ボディサイズは全長4945mm、全幅1845mm、全高1510mm（4WD車は1515mm）と大柄で、2900mmのロングホイールベースにより、ゆったりとした空間が確保されています。ドアトリムから、インパネ、フロアコンソールへと連続した前席ユーザーを囲むような造形が、精巧に作られた木目調パネルやメッキと組み合わさり、高級感あふれる上質なインテリアを演出しています。

エンジンは「250」「250VIP」には2.5リッターのV型6気筒エンジン、「370VIP」「370 4WD」には3.7リッターのV型6気筒エンジンを搭載。

高い出力と低燃費を両立した可変バルブタイミング機構付エンジンと、スムーズな加速が体感できるマニュアルモード付7速ATによって、快適な走りを提供します。

三菱自動車を代表する高級セダンであるプラウディアの中古車相場は、販売終了から4年が経過した現在でも147.8万円となっています（2020年4月調べ）。