三菱 ランサー解説

ランサーは、三菱自動車から1973年から2012年まで発売したセダンです。

2000年～2003年の一時期はサブネームのない「ランサー」は販売されていませんでしたが、2003年に行われたランサーセディアのマイナーチェンジでセディアのサブネームが消えたことから、ランサーとして復活を遂げています。

エクステリアは新たな三菱のアイデンティティフェイスを取り入れ、ヘッドランプ、バンパーと一体化したフロントグリル、ボンネットフードのデザインを一新し、ダイナミックでスタイリッシュなフロントとしました。

また、リアは新たな形状のトランクリッドにライセンスプレートを配備し、高級感とアクティブさを感じさせるデザインに仕上がっています。

インテリアは黒基調のスポーティな内装と上質感のあるダークグレー/ベージュのツートーンカラーの内装に2種類が設定されています。ボディサイズは全長4570mm、全幅1760mm、全高1490mmです。

パワートレインは1.5リッターECI-MULTIエンジンもしくは1.8リッターGDIエンジンの2種類を搭載。トランスミッションは5速MTもしくはCVT、スポーツモード6CVTの3種類を設定しています。さらに前後サスペンションをチューニングし、高い操作性と静粛性を実現しています。

三菱の伝統的な「ランサー」シリーズは、2019年に日産・ADのOEM車ランサーカーゴが販売終了したことで、初代登場から約46年間の歴史に幕を下ろしました。

現在のランサーの平均中古価格は、33万円です（2020年4月調べ）。状態の良いランサーを見つけたら、早めの購入をおすすめします。