三菱 アイ解説

アイは、三菱自動車が2006年から2015年まで販売していた、近未来的なデザインの軽自動車です。

先進的かつ革新的なモデルを目指して設計され、ティザーCMには、時代の先頭に立って世に新しい曲を送り出し続ける松任谷由実を起用。アイは、高品質で近未来的なスタイリング、スポーティで快適な走行性能、どの角度にも耐えうる優れた衝突安全性という優れた特徴を備えていました。

アイの最大の特徴はエンジンをリア・ミッドシップに搭載している点です。この新開発のプラットフォームにより、エンジンを車体後部、後輪の手前に搭載。ホイールベースを2550mmと大きく広げ、良好な前後重量配分により、基本動作の性能を高めています。

また、リア・ミッドシップレイアウトを採用することで広々とした室内空間を実現。全長3395mm、全幅1475mm、全高1600mmという限られたスペースの中で、前後方向のゆとりと2075mmの荷室空間を確保しています。さらに、車体の四隅に配置した15インチ大径タイヤにより、パワフルで重厚感のあるデザインに仕上がっています。

エンジンには、新開発の660ccアルミ製DOHC12バルブMIVECインタークーラーターボエンジンを搭載。高性能・低燃費・低排出ガスの三拍子が揃った、高水準な性能です。

現在のアイの中古車価格は、平均で24万円と、ハイスペックながらもリーズナブルな価格帯で同車を入手することができます（2020年4月調べ）。