三菱 eKスポーツ解説

eKスポーツは、三菱自動車が2006年から2013年まで販売したトールワゴンタイプの軽自動車です。

軽乗用車として、実用的でベーシックなポジションを従来の「eKシリーズ」から踏襲しつつ、高い評価を受けた「便利」「安心」「気持ちいい」機能を更に発展させることを目指しました。

ekシリーズ初代からラインナップに登場している三菱自動車のekスポーツは、全長3395mm、全幅1475mm、全高1550mmとコンパクトなサイズで、軽自動車でもスポーティな走りやスタイルを好むユーザー向けに開発されたモデルです。

三菱自動車の軽自動車として初めて、インパネシフトを採用。フロアシフトの操作性・視認性に優れ、ベンチシートとの組み合わせで左右ウォークスルーしやすいコラムシフトの良さを両立させています。また、新発想のマルチポジションユーティリティで自由な車内カスタマイズを実現。コンビニフックやゴミ箱を標準装備し、運転者だけでなく、乗車する全員にとって快適な空間を提供しています。

三菱自動車のekスポーツが搭載しているパワートレインは、初代での実績のある3G83型660cc3気筒SOHCエンジンと、3種類（5MT、3AT、4AT）のトランスミッションの組み合わせで環境性能向上を実現。平成17年排出ガス基準の75%低減レベル（自然吸気エンジン搭載車）、50%（ターボエンジン搭載車）とそれぞれ高い環境性能を誇っています。

現在のekスポーツの中古車価格は平均で29万円と、リーズナブルな価格帯で同車を入手することができます（2020年4月調べ）。