三菱 eKアクティブ解説

"ekアクティブは、三菱自動車が2004年から2006年まで販売したクロスオーバーSUV軽自動車です。「運転が楽」「楽しいフットワーク」「充実装備で楽勝」をキーワードとし、ekシリーズ初代から登場しているモデルです。

ekアクティブは30代の男女を、メインターゲットとしてekシリーズの安定した走りに加え、SUVの特徴である悪路走破性、見晴らしの良い運転姿勢を実現しています。

ボディサイズが全長3395mm、全幅1475mm、全高1600mmのekアクティブは、日常のさまざまなシーンやちょっとした遠出までこなすのに最適な大きさです。エクステリアには165/60R14タイヤとスポーティな専用デザインの14インチアルミホイールを採用し、前後の張り出したフェンダーが走破性の高さを強調しています。インテリアはシンプルなデザインで、スクエアボディによって後部座席はゆったりとした居住性を確保しています。

搭載するエンジンは、50PSの660cc直列3気筒SOHCと、64PSの同インタークーラーターボ。FFとフルタイム4WDの2種類の駆動方式を用意しています。トランスミッションはコラムシフトの3速AT、4速ATと、フロアシフト5速MTのラインナップとなっています。さらに、細部にわたって専用のチューニングが施されたマクファーソンストラット式フロントサスペンション、トルクアーム式3リンクリアサスペンションを採用。これによって、ekスポーツの「軽快で安定した走り」とekクラッシイの「フラットで上質な乗り心地」を両立させることに成功しています。

ekワゴン、ekスポーツのフルモデルチェンジに伴い、2006年に販売終了。ekクロスが後継モデルです。現在のekアクティブの中古車価格は、平均で16万円とリーズナブルな価格帯で同車を入手することができます（2020年4月調べ）。"