三菱 エクリプススパイダー解説

エクリプススパイダーは、1996年から1999年、2004年から2006年まで日本で発売されていたオープンタイプのクルマです。

2004年に発売された2代目エクリプススパイダー（「エクリプス」シリーズとしては3代目モデル）では左ハンドル車のみがアメリカから輸入されて販売され、その点も含めてアメリカンな雰囲気を味わえる、ダイナミックでユニークなクルマです。

エクステリアは個性豊かでおおらかなボディラインによって、機能美と機械的な力強さをイメージさせます。簡単な操作ですぐに気持ちの良いオープンエアドライビングを楽しむことができる、電動の幌を装備しています。フロントバンパーからつながるドア下部の3本のプレスラインは、サイドエアダムと組合わさり、スタイリッシュさを強調しています。

インテリアはブラックをベースとしたアクティブな空間を演出。サポート性能に優れ、座り心地の良い本革フロントシートを取り入れています。運転席にはパワーシートを標準装備し、フロアコンソールには飲み物やドライブ時に必要な小物を収納できるなど、利便性の高いインテリアとなっております。

ボディサイズは全長4515mm、全幅1760mm、全高1355mmです。ロングホイールベースのパッケージングを採用したことで、ゆとりのある居住空間となっています。また、幌の収納スペースをできる限り小さくすることで、後席のスペースも確保しました。

エンジンは、最高出力196PS（144kW）/5750rpm、最大トルク27.2kg-m（267N･m）/4250rpmの可変吸気機構付き3.0リッターV型6気筒SOHC24バルブエンジンを搭載。トランスミッションはスポーツモード付のINVECS-II4速ATを設定しています。

現在、三菱エクリプススパイダーを中古車で購入したい場合、平均で約60万円という価格帯となっています（2020年4月調べ）。三菱エクリプススパイダーはデザインや走行性に定評があります。良質な車体と出会ったら、早期の購入をおすすめします。