三菱 ディオン解説

ディオンは、三菱自動車が2000年から2006年まで販売した5ナンバー3列シートの7人乗りのミニバンです。

三菱自動車が「スマート・デザイン」、「エコロジー・コンシャス」というコンセプトをもとに開発したSUWのシリーズ第二弾として登場しました。

ボディサイズは全長4460mm、全幅1695mm、全高1650mmの小回りの利く大きさです。ロータンブル＆スクエアスタイルとフラットフロアの採用することで、小型な車体ながら広々とした居室空間を確保しています。

エクステリアはフレンドリーで誰でも親しめるデザインにもかかわらず、独自の個性も主張します。フロントフェイスは高いノーズと特長的なヘッドランプ、大型のグリルが信頼感や上質感を強調。リアはクリアなリアコンビランプやボディサイドまで続くリヤガラスが洗練されたイメージを漂わせています。

搭載されるエンジンはGDI仕様の2.0リッターエンジンで、低燃費かつ扱いやすい低中速トルク特性を発揮します。トランスミッションは全車に4速ATを設定しています。

安全面では電子制御ABS、ブレーキアシストを全車に標準装備。三菱独自の剛性ボディである「RISE」やSRSエアバッグも採用され、万が一の場合にも安心です。

現在のディオンの平均中古価格は、25万円です（2020年4月調べ）。ディオンは、発売最終年から年数が経っているため、リーズナブルな価格帯で入手することができます。最新の自動車と比べても劣らない性能や使い勝手の良さから中古市場でも人気があります。