三菱 デリカD：3解説

デリカD：3は、三菱自動車が2011年から2019年まで、日産自動車のNV200バネットのOEM供給を受ける形で販売されたモデルです。

車名の「デリカ」はDelivery Carから生まれた造語で、「D」は""""デリカ""""の頭文字、「3」は三菱規定のミニバンサイズに由来しています。家族が普段使いからお出かけまで汎用性高く使えるのが魅力の5ナンバーミニバンとして登場しました。

アクティブなフロントの客室部とスクエアな荷室部が組み合わさった室内は、居住性と積載性を両立した仕上がりになっています。また、荷室は車中泊などアウトドアにも使えるよう、フラットフロアを採用し高い利便性を誇ります。

3列シートの「G」グレードは、2名乗車から7名乗車まで、39パターンの多彩なシートアレンジを実現。自転車やサーフボードといった大きな荷物も積み込めます。

デリカD：3のボディサイズは、全長4400mm、全幅1695mm、全高1850mmと全長がやや長くスマートなサイズ感です。ステップ高は低く抑えられており丁度いい着座位置で優れた乗降性を実現しています。また、アイポイントが高くと広々としたヘッドクリアランスにより、快適な運転環境となっています。

エンジンは軽量のオールアルミ製1.6リッターDOHC16バルブ4気筒を搭載。電子制御4速ATと組合わさり、滑らかでスムーズな走りを実現しています。JC08モードでの燃費消費率は「G」で12.8km/ L、「M」で13.2km/Lです。

現在のデリカD：3の平均中古価格は、人気車種ということもあり85万円と高めの価格帯です（2020年4月調べ）。