メルセデス・ベンツ GLKクラス解説

GLKクラスはメルセデス・ベンツが2008年から2016年まで販売していたSUVモデルです。

GLKクラスのエクステリアの特徴は「Gクラス」を彷彿とさせるダイナミックなラインと、流線的なラインを組み合わせたSUVらしさを感じるデザインです。大型スリーポインテッドスターが配置されたスリーフィンフロントグリル、大きなエアインテークがスタイリッシュで存在感のあるフロントフェイスを主張します。また、伸びやかなキャラクタラインが洗練されたなサイドビューを演出しています。

GLKクラスは市街地でも取り回しの良さを発揮するコンパクトなボディです。ボディサイズは、全長4550mm、全幅1840mm、全高1670mmと、短い全長が高い機動性や駐車の容易性をもたらします。また、SUVとしては低めの全高は、安定したコーナーリング、荷物の出し入れのしやすさや乗降性につながっています。

エンジンは3リッターV6エンジンを搭載。トランスミッションには高効率の7速AT「7G-TRONIC PLUS」を導入しています。駆動方式はフルタイム4WD「4MATIC」を採用し、オフロードでの高い走行安定性を実現しています。

2016年の販売終了に伴いGLKクラスは廃止され、後継は「GLCクラスに」移行しました。現在、GLKクラスは中古車価格で約207万円（2020年5月調べ）と、後継車の「GLCクラス」と比較してリーズナブルな価格帯となっています。状態が良いものについては、早期の購入を検討しても良いでしょう。