メルセデス・ベンツ CLKクラス解説

CLKクラスは、メルセデス・ベンツが1997年から販売を開始し、2002年にフルモデルチェンジして2代目に移行。2009年まで販売されました。スタイルは4人乗りクーペで、現在は直接の後継車としてEクラス・クーペが販売されています。

エクステリアはフロントからリアエンドまで伸びるしなやかなフォルムが最大の特徴。インテリアはドアトリムからダッシュボード、センターコンソールまでが一体感を持ったデザインが実現されています。

ボディは全長4640mm、全幅1740mm、全高1415mmであり、旧モデルと比較して全長が75mm、全幅が20mm、ホイールベースが25mm延長され、大型化しました。

装備面では、ボンネット上のセンサーによって日差しの強さや日射角度を測定し、室温を調節するクライメートコントロールや、盗難防止警報システムなどを標準装備しています。

エンジンは「CLK240」で2.6リッターV6SOHC、「CLK320」で3.2リッターV6SOHCがそれぞれ搭載されています。安全面では、衝撃の強度や乗員の体重により膨張の度合いを2段階に調節できる前席SRSエアバッグ、SRSウィンドウエアバッグ、前後席SRSサイドエアバッグなどを備えています。

現在、CLKクラスは中古車価格で約50万円（2020年5月調べ）と、後継車のEクラスと比較してかなりリーズナブルな価格帯となっています。状態が良いものについては、早期の購入を検討しても良いでしょう。