マクラーレン 650S解説

650Sはマクラーレンが2014年から2018年まで販売していたクーペモデルです。

マクラーレンの最上位「アルティメットシリーズ」とエントリークラス「スポーツシリーズ」の中間の存在「スーパーカーシリーズ」のモデルに当たります。スーパーカーシリーズのMP4-12Cの後継として生産されました。

650はエンジン「M838T」の最高出力650psに、SはSportに由来しています。

エクステリアはブーメラン型ヘッドランプやフロントまわりに上級モデルをイメージさせる意匠が施されています。

ボディサイズは全長4512mm、全幅2093mm、全高1199mmとし、MP4-12Cと比べると全幅が広く設計されました。また、重量は100kg程度軽くなっています。

インテリアは至る所にアルカンターラ地が使用され、高級感を演出しています。また、リアパーキングカメラやBluetooth対応カーナビゲーションシステムが装備され、利便性も向上しました。

エンジンはMP4-12Cと同じく3.8リッターV8DOHCツインターボを搭載。最高出力は650ps、最大トルクは69.1kgmを発揮します。最高速度は333km/h、停止状態から100km/hまでの加速は3秒という圧倒的な性能を誇ります。トランスミッションは7速DCTが組み合わされています。

現在、マクラーレン650Sを中古車で購入したい場合、平均で約1922万円という価格帯となっています。(2020年6月調べ)

マクラーレン650Sはデザインや走行性に定評があります。良質な車体と出会ったら、早期の購入をおすすめします。