マクラーレン 570S解説

マクラーレン・オートモーティブは、2015年3月30日に「570S クーペ」を公開しました。

他のマクラーレン・モデルと同様に、「570S クーペ」は驚異的なパフォーマンスを発揮します。その名称が示す通り、570PSという最高出力と軽量化構造より、クラス最高レベルのパワー・ウェイト・レシオ（434PS/ton）を実現。加速性能は0km-100km/hまで3.2秒、0km-200km/hまではわずか9.5秒で到達し、この加速力は最高速度328km/hに達するまで持続します。

またマクラーレン・スポーツシリーズとして初めて紹介されるモデルとなるこのクーペは、マクラーレンのデザイン・フィロソフィーによる最新の姿を全面に打ち出しています。

エアロダイナミクスを最適化した、シュリンク・ラップトのフォルム、リアにフライング・バットレスを取り入れてダウンフォースを強化するとともに、優美なデザインを強調し、またミッド・マウントされたV8エンジンにさらに空気をダイレクトに送り込み冷却効果を高める複雑なデザインをドア・シェルに取り入れることにより、華麗なフォルムを実現しています。

さらに3.8リッターV8ツインターボエンジンの進化型となる、その30％がビスポーク・コンポーネントで構成される新型のM838TEを搭載。マクラーレンの設計によるこのエンジンは、回転数7400rpmで570PS（562bhp）の最高出力、5000-6500rpmで600N・m（443lbft）の最大トルクを可能とします。