マツダ トリビュート解説

トリビュートは、マツダが2000年から2005年まで発売したSUVです。2001年から発売されたフォードのエスケープとしてOEM供給されたモデルです。

日本での販売が終了となった2007年以降も、北米では2011年まで販売継続されました。

広々とした空間と特徴的な佇まいをもち、オフロードでもオンロードでも高い操縦性能を発揮するモデルです。

ボディサイズは全長4395mm、全幅1790mm、全高1750mmで、ロングホイールベース、横置きのエンジン、短いフロントオーバーハングなどにより、広々とした居住性と荷室空間を実現。室内長は1810mmで、後席の足元にもゆとりがあります。

エクステリアは当時のマツダのデザインテーマ「コントラストインハーモニー」を取り入れ、ボンネットのキャラクターラインやメリハリの効いた前後のフレアフェンダーなどにより、街中でも自然の中でもその外観を主張するデザインとなっています。また、インテリアのシートは、人間工学に基づき、長時間座っても疲れにくい形状とクッション性能を実現。乗用車感覚の乗り心地と機能性を重視したフォルムを目指しました。

パワートレインは3.0リッターV6DOHCエンジン、2.0リッター直4DOHCエンジンの2種類をラインナップ。トランスミッションは4速ATを設定しています。

現在、マツダトリビュートを中古車で購入したい場合、平均で約35万円というリーズナブルな価格帯となっています（2020年4月調べ）。マツダトリビュートは居住性や積載性に定評があります。良質な車体と出会ったら、早期の購入をおすすめします。