マツダ サバンナRX-7解説

サバンナRX-7はマツダが1987年から1992年まで販売していたスポーツカーです。

サバンナRX-7はマツダの過去のモデル「サバンナ(輸出名RX-3)」の系譜で、RX-7の2代目にあたるモデルです。

サバンナRX-7は真のスポーツカー像を求め初代RX-7よりもスポーツ色を強めて進化したモデルです。

エクステリアデザインは、車体表面の突起を可能な限り減らし、ボンネットの位置を低くし、リトラクタブル式のヘッドライトを採用することで空気抵抗を大幅に低減しています。

サバンナRX-7は先代モデルの小型・軽量のイメージを一新するために、ボディデザインは重厚感が際立っており、前後のブリスターフェンダーが張りのあるスタイルを獲得するとともに、幅広い扁平タイヤの装着を可能にしています。ボディサイズは全長4285mm、全幅1675mm、全高1260mmとなっています。

サバンナRX-7の最大の特徴でもあるのが、マツダが世界に誇る独自のロータリーエンジンを採用していることです。サバンナRX-7に搭載されるロータリーエンジンは、0.6リッター×2ローターの13B型ローターターボエンジンで、最大出力は205PSを発生させます。高出力で軽量なエンジンは車体のほぼ中央部にセットされ、スポーツカーの理想的な前後重量配分を実現しています。

現在サバンナRX-7の中古車市場での平均価格は、約173万円となっています。(2020年5月調べ)レース車両として国内外で人気が今でも高いサバンナRX-7は個体数こそ多いものの、状態が良い車体は珍しいとされています。状態の良いサバンナRX-7をお探しの場合は早めのチェックをおすすめします。