マツダ RX-8解説

RX-8は、マツダが2003年から2013年まで発売した4ドアクーペモデルの乗用車です。

エクステリアデザインは「アスレティックテンション」をテーマに、スポーティでスタイリッシュな雰囲気を持ちつつ、今にも走り出しそうなエネルギッシュさも兼ね備えたモデルです。ダイナミックフォルム、スタビリティ、テンションの3つの造型表現にこだわりました。

心地よさを追求したインテリアデザインは、斬新で質感の高いスポーツカーテイストに仕上がっています。クーペスタイルでありながら、4ドアタイプを採用。観音開きとなるドアを開けた時に広がる個性的な室内空間は、斬新かつエクステリアの一部のようなエネルギッシュさとスポーティさを持ち、エモーショナルなフィーリングが感じられます。

ボディサイズは全長4435mm、全幅1770mm、全高1340mmと小ぶりですが、大人4人が乗車しても快適に過ごせる実用性と機能性、居住性やフリースタイルドアによる後席の乗降性など、従来のスポーツカーでは実現不可能なレベルの仕上がりとなっています。

エンジンは新世代ロータリーエンジン「RENESIS（レネシス）」を搭載。RENESISは軽量で小型ながら、ハイパワー仕様では184kW（250PS）の高出力を発揮します。

サスペンションは、アドバンスドフロントミッドシップにより可能になったローボンネットを生かし、フロントに新開発のインホイールタイプ・ダブルウィッシュボーン式を、リアにはロングリンクマルチリンク式を採用しています。

現在、マツダRX-8を中古車で購入したい場合、平均で約62万円という価格帯となっています（2020年4月調べ）。マツダRX-8はデザインや走行性に定評があります。良質な車体と出会ったら、早期の購入をおすすめします。