マツダ MS-8解説

MS-8はマツダが1992年から1998年まで発売したセダンです。

ペルソナの系譜のクルマで、「インテリアイズム」というコンセプトを継承しつつ全くも新しい4ドアハードトップサルーンとして開発されました。車名の由来は英語で「大いなる思い」という意味の「Megalo Spirits」の頭文字と車格を表す「8」とを組み合わせた造語で、「無限大に広がる喜びを提供するサルーン」との思いが込められています。

エクステリアは曲線を多く用いたスタイルが特徴です。フロントビューはエレガントでグリルとヘッドライトもMS-8ならでは個性を主張します。ボディラインは滑らかで、優雅な走りを連想させます。ボディサイズは全長4695mm、全幅1750mm、全高1340mmです。

車内は上品で個性も光ります。インテリアのデザインは落ち着いていて高級感があり、くつろげる空間が演出されます。曲面を多用した独特なデザインのインパネとシフトレバー、ベンチ式ながら2人乗り仕様のフロントシート、コンソールと一体で作動する3ウェイパワーシートなど便利な装備が快適なドライブをサポートします。

エンジンは2リッター（160PS）と2.5リッター（200PS）の水冷V型6気筒DOHCエンジンを設定。4速ATと組み合わさり頼もしく安定した走行を可能としています。また後席3点式シートベルト、サイドインパクトバーといった万一の備えも整っています。

現在、MS-8は市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、MS-8の物件に出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。