マツダ MS-6解説

MS-6はマツダが1991年から1994年まで発売したセダンです。

カペラCGの系譜を受け継ぐクルマで、新たな5ドアハッチバックセダンとして開発されました。車名は英語で「大いなる思い」という意味の「Megalo Spirits」の頭文字と車格を表す「6」とを組み合わせた造語で、「無限大に広がる喜びを提供するサルーン」との思いが込められています。

エクステリアは上品でスタイリッシュなスタイルが特徴です。フロントは横長なヘッドライトが風格のある表情を作り、曲線的で美しいボディラインがリアまで続きます。また一体型のリアスポイラーは存在感があり、MS-6としての個性を主張します。ボディサイズは全長4695mm、全幅1770mm、全高1390mmです。

インテリアは黒を基調とし、リラックスしつつも運転に集中できる空間が演出されています。またパワーウィンドウや集中ドアロックといった快適なドライブを支えるアイテムも揃っています。

エンジンは1.8リッター（140PS）と2リッター（160PS）の水冷V型6気筒DOHCエンジンを搭載。トランスミッションは5速MTと4速ATが設定されています。ステアリングチルト機構といった技術とも組み合わさり、安定した軽快な走りを可能としています。またサイドインパクトバーや後席3点式シートベルトといった安全面の装備も整います。

現在、MS-6は市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、MS-6の物件に出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。