マツダ MPV解説

MPVは、マツダが1988年から2016年まで発売したミニバンタイプの乗用車です。

日本初の本格ミニバンとしてデビュー後、ミニバンのセグメントを高い機能性と先進性で牽引してきたモデルです。2006年には3代目モデルのMPVが登場しました。

エクステリアは、縦方向の厚みを強調し、迫力を持たせたフロントマスクやダイナミックなホイールアーチなどで存在感を強調。また、モダンで落ち着きのある「モダンアピアランスパッケージ」と、スポーティで活動的なイメージをもたせる「スポーツアピアランスパッケージ」という2種類のエクステリアデザインが用意されています。上質感あふれるインテリアにも、エクステリアと同じく、「ハイスタイル」「スポーツスタイル」という2種類のタイプを設定。ボディカラーは計9色がラインナップされていました。

ボディサイズは全長4860mm、全幅1850mm、全高1685mmとゆったりとした大きさです。クラストップの2950mmのロングホイールベースにより、快適な居住性を確保しています。

エンジンにはMZR2.3リッターエンジンもしくはMZR2.3リッターのターボエンジンを採用。ミニバン用にチューニングし、大排気量エンジンと同等の高トルク／高出力が可能です。また、新たに設計された高剛性ボディに加え、新開発のマクファーソンストラット式およびマルチリンク式サスペンションを装備することで、ミニバンとは思えない取り回しの良さと、操縦安定性を実現しています。

現在、マツダMPVを中古車で購入したい場合、平均で約36万円というリーズナブルな価格帯となっています（2020年4月調べ）。マツダMPVはデザインや居住性に定評があります。良質な車体と出会ったら、早期の購入をおすすめします。