マツダ ファミリアS-ワゴン解説

ファミリアS-ワゴンは、マツダが1998年から2004年まで発売した5ドアハッチバックタイプのステーションワゴンです。9代目ファミリア登場とともにラインアップされました。

S-ワゴンはの名称は、「Sporty」「Stylish」「Short」という3つのキーワードの頭文字「S」を取って名付けられました。

ボディサイズは、全長4200mm、全幅1695mm、全高1420mmです。セダンタイプよりも実用性を高めるため、ルーフ後端を延長したステーションワゴンタイプのボディを採用し、広々とした居住空間を実現しています。

エクステリアデザインは大胆かつ軽快で、内側に倒したDピラーや膨らみのあるフェンダーアーチライン、ワイドトレッドにより、パワフルで存在感のある佇まいになっています。

インテリアは、インパネの中心部分にふくらみを持たせたメリハリのある作りになっているほか、ドアトリム部の布部分の面積を拡大するなど、使い勝手と品質が高められています。

エンジンは1.5リッターDOHCエンジン、もしくは1.8リッターDOHCエンジンを搭載。トランスミッションは5速MTもしくは4速EC-ATを設定しています。

安全性も高く、運転席と助手席にはSRSエアバッグシステムが採用されているほか、ボディには高剛性な安全ボディ「MAGMA」を取り入れています。

現在、マツダファミリアS-ワゴンを中古車で購入したい場合、平均で約39万円という価格帯となっています（2020年4月調べ）。マツダファミリアS-ワゴンは運転のしやすさや積載性に定評があります。良質な車体と出会ったら、早期の購入をおすすめします。