マツダ ファミリアセダン解説

ファミリアセダンはマツダが1963年から2003年まで発売したセダンです。

古くから多くの人に愛されているクルマであり、1998年にファミリアとして最後のフルモデルチェンジされ、9代目が誕生しました。

車名はスペイン語で「家族」を意味しており、「家族揃ってドライブを」という思いが込められています。

ファミリアセダンのエクステリアデザインはエレガントで風格があります。フロントは洗練されていて無駄がなく、上品な佇まいが際立ちます。滑らかで美しいボディラインもリアまで続き、上質な走りを感じさせます。ボディサイズは全長4315mm、全幅1695mm、全高1410mmです。

シンプルなデザインで統一されたインテリアは、誰もがくつろげる空間を演出し快適性と機能性に優れます。またパワーウィンドウ、集中ドアロックといった役立つアイテムも整い、高グレード車であれば、マニュアルエアコン、UVカットガラスなども追加されます。

エンジンは1.3リッター（85PS）と1.5リッター（110PS・130PS）の水冷直列4気筒SOHC16バルブエンジン、2リッター（70PS）の水冷直列4気筒SOHC8バルブディーゼルエンジンを設定。駆動方式はFFとフルタイム4WD、トランスミッションは4速ATと5速MTより選択でき、安定した軽快な走行を可能としています。

また運転席エアバッグ、4W-ABS、ロードリミッター付きシートベルトも標準装備しているので、高い安全性も確保されています。

現在のマツダのファミリアセダンの中古車価格は、平均で約89万円です（2020年5月調べ）。生活の多くのシーンで活躍するセダンなので、車体の状態が良好なら早期購入もおすすめです。