マツダ ユーノスコスモ の価格・新型情報・グレード・スペック・性能

マツダ ユーノスコスモ解説

ユーノスコスモはマツダの販売店ブランド「ユーノス」が1990年から1996年まで販売していた2ドアクーペです。

国産車初のロータリーエンジン搭載車であるコスモスポーツの系譜にあたり、コスモシリーズとして4代目となったのがユーノスコスモです。

ユーノスコスモはユーノスのフラグシップモデルとして最上級のパワートレインと装備が採用されました。数ある豪華装備の中でも特筆すべきは、国産の実用車で世界初搭載となった3ローター・ツインターボロータリーエンジンです。最高出力は280PSですが、これは業界自主規制の枠に収めるためにデチューンした出力で、設計上の最高出力は330PSとされています。

エクステリアでデザインはスポーツカーの伝統的なスタイルである、ロングノーズ・ショートデッキです。ボディサイズは全長4815mm、全幅1795mm、全高1305ｍｍとワイドボディで車高が低いスタイルがスペシャルティスポーツカーとしての威厳を与えていました。

インテリアはステアリングホイールやシートに贅沢に本皮が使用され、さらにはイタリア・シンプレス工房製のウッドパネルがインパネに配されるなど、非常にリッチな室内となっています。

現在のユーノスコスモの中古車価格は、平均で約235.2万円となっています（2020年5月調べ)ユーノスコスモの高級感あるスタイルと、唯一の3ローター・ロータリーエンジンという理由で中古車市場ではプレミア価格で取引されることもあります。ユーノスコスモをお探しの場合、できる限り早く購入することを推奨します。