マツダ ユーノス800解説

ユーノス800はマツダの販売店ブランド「ユーノス」が1993年から1997年まで発売したセダンです。

ユーノスチャンネル名が車名についたクルマで、マツダ・ミレーニアの前身モデルでもあります。車名のユーノスはラテン語の「喜び」を表すEuと、英語のコレクションや集まりを表すNumbersの省略形を合わせた造語です。

エクステリアはエレガントで気品のあるデザインです。フロントビューは上品なヘッドライトとグリルがユーノス800らしい存在感を主張し、美しく滑らかなボディラインがリアまで続きます。ボディサイズは全長4825mm、全幅1770mm、全高1395mmです。

洗練されたデザインのインテリアは上質なドライブを予感させ、特別な空間を演出。また機能性にも優れており、AM/FMラジオ付きCSプレイヤー、フルオートエアコン、パワーウィンドウ、集中ドアロックなどの充実したアイテムが揃います。

エンジンは最高出力200SP(147kW)/6500rpm、最大トルク22.8kg・m(223.6Nm)/4800rpmを発揮する2.5リッター水冷V型6気筒DOHC24バルブエンジンを搭載。駆動方式はFFで4速ATと組み合わさり、安定した高水準の走行を可能としています。

また後席3点式シートベルト、サイドインパクトバーを標準装備しており、上位グレードにはエアバッグ装着車も用意されています。

現在のマツダのユーノス800の中古車価格は、平均で約78万円です（2020年5月調べ）。活用シーンの多いセダンなので、車体のコンディションが良好なら早期購入を検討しても良いでしょう。