マツダ ユーノス500解説

ユーノス500はマツダの販売店ブランド「ユーノス」が1992年から1996年まで発売したセダンです。

ユーノス初のセダンモデルとして登場し、ユーノスのブランド理念である「10年基準」のもと開発されました。また車名のユーノスは、ラテン語の「喜び」を表すEuと、英語のコレクションや集まりを表すNumbersの省略形を合わせた造語です。

エクステリアはクラシックテイストを基調とした上品なデザインが特徴です。フロントはグリルとヘッドライトが程よく個性を主張しています。ボディには3次曲面を多用したパネルを活かすため、長期間高品質維持できるハイレフコート塗装が施されています。ボディサイズは全長4545mm、全幅1695mm、全高1350mmです。

車内も同クラスより上質さを重視。インテリアのデザインはシンプルながらも格式の高さを感じられ、リラックスできる空間を演出します。またパワーウィンドウや集中ドアロックといった質の高いドライブをサポートするアイテムも充実しています。

エンジンは1.8リッター（140PS）と2リッター（160PS）の水冷V型6気筒DOHC24バルブエンジンを設定。駆動方式はFF、トランスミッションは4速ATもしくは5速MTから選択でき、高水準の安定した軽快な走行を実現しています。

現在のマツダのユーノス500の中古車価格は、平均で約110万円です（2020年5月調べ）。生活のさまざまなシーンで活躍するセダンなので、車体のコンディションが良好なら早期購入を検討しても良いでしょう。