マツダ ユーノス100解説

ユーノス100はマツダの販売店ブランド「ユーノス」で1989年から1994年まで発売したコンパクトカーです。

「スポーツセダンの新しいカタチを創りたい」というキャッチコピーのもと、ファミリアアスティナをベースにバッジエンジニアリングモデルとして開発されました。車名のユーノスは、ラテン語の喜びを表すEuと、英語のコレクションや集まりを表すNumbersの省略形を合わせた造語です。

エクステリアはスポーティで上品です。特に専用デザインされたバンパーモールはユニークで、ユーノスらしさを感じさせるデザインです。ボディサイズは全長4260mm、全幅1675mm、全高1335mmです。

車内はエレガントで本格志向です。オリジナルの本革4スポークハンドルはコックピットの特別な空間を見事に表現しており、上質な走行を連想させます。また標準グレードの「タイプA」と上級グレードの「タイプB」の2タイプが用意されており、タイプBは本革シートを標準装備しているため高級感がさらに増しています。

エンジンは1.5リッター（110PS・105PS）と1.8リッター（135PS）の水冷直列4気筒DOHC16バルブエンジンを設定。駆動方式はFFでトランスミッションは4速ATもしくは5速MTより選択でき、高水準の安定した力強い走りを可能としています。ステアリングチルト機構などの技術も標準装備されているので、思い描く理想の運転を楽しめます。

現在、ユーノス100は市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、ユーノス100の物件に出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。