マツダ カペラCG解説

カペラCGは、マツダが1994年から1997年にかけて販売していたセダンです。

車名の「CG」は3ナンバーサイズのプラットフォームから、5ナンバーサイズへとダウンサイズしたプラットフォームの名称からきています。同車は、1970年から2002年まで販売していたカペラシリーズの6代目にあたります。

エクステリアデザインは、丸みを帯びたフォルムやマツダの上級車種であるセンティアから継承したフロントマスクが備わるなど、先代からイメージを大きく刷新しました。

一方でインテリアはマツダがアメリカのフォード社と資本提携して生産していたフォード・テルスターと共通のインパネを採用しています。

車体は、全長4595ｍｍ、全幅1695ｍｍ、全高1395ｍｍで、先代のセダンから全長が80ｍｍ延長されています。また、ホイールベースは35ｍｍ長い2610ｍｍとなり、広々とした室内空間を実現しています。

サスペンション形式は4輪ストラット式を採用し、駆動方式は先代のセダンと同様にFFとフルタイム4WDを設定しました。ボディタイプは4ドアセダンのみです。

エンジンは、1.8リッター直列4気筒DOHCのFP-DE型(115ps)と2リッター直列4気筒DOHCのFS-DE型(125ps)の2種類を搭載。トランスミッションにはそれぞれに5速MTと4速トルコン式ATを設定しています。

安全面では、全車に運転席SRSエアバッグシステム及びABSを標準装備しており、安全装備を強化しました。

現在、カペラCGは市場に出回る台数が少ない状態となっています（2020年5月調べ）。もし購入を検討されている方は、カペラCGの物件に出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。