マツダ カペラC2解説

カペラC2はマツダが1987年から1999年まで販売していたクーペで、カペラ５代目の特別仕様車です。

ハイグリップタイヤを装着するためのブリスターフェンダーが特徴的な2ドアクーペモデルになっています。車名は「ぎょしゃ座」の一等星カペラから取られています。

カペラC2はマツダのコンプリートカー「アンフィニ・シリーズ」として「妥協のないハンドリングの追求」のこだわりのもと企画されたクルマです。ファミリア、RX7に次いでアンフィニのチューンドカーとなるカペラC2は、チューニングが市販車に反映できないほどにで高められたハンドリング性能を持っているため、わずか300台限定で販売されました。

カペラC2のボディは高いハンドル応答性を得るために強化ブッシュや専用サスペンションを装備。ブリスターフェンダーを採用したカペラC2のボディサイズは、全長4450ｍ、全幅1690ｍｍ、全高1360ｍｍです。

インテリアも豪華な装備になっており、本革巻きステアリングやシフトノブを採用し、シートやドア内張りはカペラC2専用になっています。

エンジンも従来のカペラに採用されていたものを専用仕様にし10PS最大出力が向上した、2.0リッターハイオク仕様ガソリンエンジンを搭載。駆動系にはフロントビスカスLSDが搭載され、確実に路面にエンジンの動力を伝達することに貢献しています。

現在のカペラC2の中古車価格は、平均で約128万円となっています（2020年5月調べ）。限定車のカペラC2が中古車市場に出回ることは非常に稀です。カペラC2をお探しの場合、できる限り早く購入することを推奨します。