マツダ ボンゴワゴン解説

ボンゴワゴンは、マツダが1983年から1999年にかけて販売していたミニバン・1BOXワゴンです。

同車は、1966年に発売を開始したボンゴのシリーズ3代目で登場しました。3代目以降は、乗用登録のワゴンが未設定となったため、現行のボンゴにワゴンは存在しませんが、トラックとバンとして製造・販売されています。

ボディサイズは、全長4230ｍｍ、全幅1630ｍｍ、全高1835ｍｍで、車内は3列シートの乗車定員9名と、広々とした室内空間に仕上がっています。プラットフォームには、ワンボックスカー用SSプラットフォームを用い、サスペンション形式は、フロントにはダブルウィッシュボーン式を、リアにはリーフ・リジッド式を採用しています。

パワートレインは、ガソリンエンジンに、1.5リッター直列4気筒SOHCのD5型と2リッター直列4気筒SOHCガソリンのFE型の2種類および、ディーゼルエンジンに、2リッター直列4気筒SOHCのRF型と2.2リッター直列4気筒SOHCのR2型の2種類を用意しました。

装備面では、カラードバンパー、集中ドアロック、前後アンダーミラー、パワーステアリング、ELR3点式フロントシートベルトやフロントベンチレーテッドディスクブレーキを標準装備しています。また、後輪はダブルタイヤもしくはシングルタイヤの選択が可能です。

現在、ボンゴワゴンは市場に出回る台数が少ない状態となっています（2020年5月調べ）。もし購入を検討されている方は、ボンゴワゴンの物件に出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。