マツダ AZ-1解説

AZ-1はマツダの販売チャンネルオートダム店で1992年から1995年まで発売した軽自動車およびクーペです。

1989年の第28回東京モーターショーで出品されたAZ550 Sportsの市販モデルとして開発されました。またスズキへキャラとしてOEM供給したことでも有名なクルマです。

エクステリアはクールでスタイリッシュなスタイルが特徴です。フロントビューは丸く可愛らしいヘッドライトが楽しいムードを演出します。特筆すべきはAZ-1最大のポイントでもあるガルウイングドアで、強烈な個性を示し先進的で開放感のある印象を与えます。ボディサイズは全長3295mm、全幅1395mm、全高1150mmとコンパクトです。

車内もファッショナブルで洗練されています。黒を基調としつつも華やかな色合いを大胆に使用したインテリアデザインは、ユニークな空間を創出します。マニュアルエアコンなどの装備も整っているので、楽しいドライブを満喫できます。

エンジンは最高出力64PS(47kW)/6500rpm、最大トルク8.7kg・m(85.3Nm)/4000rpmを発揮する660cc水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボエンジンを搭載。駆動方式はミッドシップ、5速MTと組み合わさり、安定した軽快な走りを実現しています。またサイドインパクトバーなどの安全装備も備わっています。

現在のマツダのAZ-1の中古車価格は、平均で約175万円です（2020年5月調べ）。おしゃれで扱いやすい人気のクルマなので、車体のコンディションに満足できれば早期購入を検討しても良いでしょう。