ランドローバー フリーランダー2解説

フリーランダー2はランドローバーが2007年から2014年まで販売していたSUVモデルです。当時、ランドローバーが販売していた車種の中では、最もコンパクトなモデルとして注目を集めました。

エクステリアは、剛性の高いボディに、クラムシェル状のボンネット、段のついたルーフ、一部が重なった丸目やフロントドア前のアウトレットなどを特徴としています。

ボディサイズは全長4515ｍｍ、全幅1910ｍｍ、全高1765ｍｍで、ホイールベースは2660ｍｍです。

インテリアは、センターコンソールの高い位置に7型ディスプレイを置き、メーターナセルの端にはスターターボタンを設置。さらに、サイドブレーキをレバー式ではなく小さな電子制御スイッチ式としたことで、センターコンソール周辺の空間が広がり、使いやすさを追求しています。

エンジンは、オールアルミ製の204PT型、2リッター直列4気筒DOHCターボを搭載。最高出力は240psで、JC08モードによる燃費値は9km/Lです。トランスミッションはトルコン式の6速ATで、駆動方式は4WDを採用しています。

また、フリーランダー2は、ドライビングポジションも魅力の一つです。歴代ランドローバー車が標榜してきた「コマンドポジション」を受け継ぎ、オフロードなどの悪路走行に有効な広い視界を確保しています。

現在、フリーランダー2の中古車販売価格は、約103万円です（2020年6月調べ）。ブリティッシュな4WDの購入を考えている方に、おすすめの一台です。