ジャガー Xタイプ解説

Xタイプはジャガーが2001年から2010年まで販売していたセダンです。

2001年にジュネーブ国際モーターショーでデビューを飾り、ジャガーの新世代コンパクトスポーツサルーンとして開発されました。

また、このXタイプは当時協力関係にあったフォードの「モンデオ」のプラットフォームを用いて開発されており、そのためジャガーで初めての前輪駆動と四輪駆動となったモデルでもあります。

エクステリアは威厳と風格があります。フロントビューはジャガーの伝統を継承しつつも、新たに磨きがかかったデザインが特徴。ボディラインからは躍動感が感じられ、リアはスマートで安定感のある出で立ちです。

ボディサイズは全長4685mm、全幅1790mm、全高1420mmです。

インテリアはゴージャスで必要なアイテムも揃っています。インテリアにはウッドパネルが使用され、レザーステアリングホイールなどの各アイテムが上質感を演出します。

エンジンは2.5リッター（198PS）もしくは3リッター（234PS）の水冷V型6気筒DOHCエンジンを設定。駆動方式はフルタイム4WDとFF、トランスミッションはフロア式のロックアップ機構付き5速ATで、高水準の安定した力強い走行を実現しています。また安全装備としてはプリテンショナー＆フォースリミッター付きシートベルト、デュアル＆サイド＆カーテンエアバッグ、EBD付きABSを標準で装備。さらに盗難防止装置としてエンジンイモビライザーも完備しています。

現在のジャガーのXタイプの中古車価格は、平均で約34万円です（2020年6月調べ）。活用シーンの多いセダンなので、車体のコンディションが良好であれば早期購入もおすすめです。