ホンダ ビガー解説

ビガーは、ホンダが1981年から1995年まで販売したセダンです。

ビガーとは、活力・勢いという意味をこめた、躍動感あふれる走りのリーダーカーとして名付けられました。

インスパイアの姉妹車のビガーは、時代の要請である「省資源」「省エネルギー」に的確に応えるとともに、「クォリティ」「快適性」などを高い次元で実現し、さらにトータルな質のよさが生む「クルマ」と「乗る人」のベストマッチングを達成しています。アクティブに、創造的に人生にのぞむアダルトにふさわしい洗練されたフォルムのなかに、躍動するパワーをこめたスポーティ感覚のセダンです。

全長4830mm、全幅1775mm、全高1375mmのビガーは、曲面と直線の緻密な調和を図り、ウェッジ・シェイプでありながらそれを感じさせない流麗なスタイリングを目指しました。曲面は「上質の漆器」を、直線は「名工が鍛えた日本刀」をそれぞれイメージし、空力設計との調和に反映させたエクステリア・デザインです。

パワートレインは、最適燃焼と吸・排気効率を徹底追求した、2.5リッター直列5気筒20バルブエンジンを採用しています。全域にわたる高トルクを達成し、リニアで余裕のある走りを実現しました。さらに、7ポジション電子制御4速ATと新機構プロスマテックがドライバビリティの一層の向上を果たしています。

現在のビガーの中古車価格は、平均で約55万円と標準的な価格帯となっています（2020年4月調べ）。

良質な車体を見つけたら、すぐに購入を検討すると良いでしょう。