ホンダ バモスホビオ解説

バモスホビオは、ホンダが2003年から2018年まで販売した軽自動車です。

バモスとは、スペイン語で「さあ、行こう！ 」という意味です。 新しい楽しさ（エンジョイ）をもたらすクルマでありたいという願いを込めて名付けられました。

全長3395mm、全幅1475mm、全高1880mmのコンパクトなサイズのバモスホビオは、従来のバモスに比べて全高を105mm高くしているため、縦方向に空間が拡大しています。遊び車としての使用を見込んでいるため床、壁に4種類のナット、フックを装備しています。また、シートなどには撥水加工が施されています。

駆動方式は、エンジンを床下に配置し重量バランスに優れたミッドシップ・リアドライブ（MR）とし、タイヤを四隅に置いたロングホイールベースのレイアウトを採用しました。これにより高い操縦安定性と低床でフルフラットなフロア、後席にも広いフットスペースを確保。エンジンを運転席から離したことによる静粛性と相まって、快適で広い室内空間を実現しています。

エンジンは、街中から高速走行まで快適な走りと低燃費を両立した660ccエンジンを搭載することで、17.4km/Lというクラストップレベルの低燃費を実現しました。

現在のバモスホビオの中古車価格は、平均で約50万円と軽自動車の中では標準的な価格帯となっています（2020年4月調べ）。

従来のバモスよりは流通台数は少ないものの、ある程度の台数は中古市場に出回っています。良質な車体を見つけ購入するのが良いでしょう。