ホンダ ストリート解説

ストリートは、ホンダが1981年から1998年まで販売したワンボックスタイプの軽自動車です。

ストリートとは、文字通り、STREET(街路・通り)を軽々と走り抜け、街中で乗用車的な使い方ができるお洒落なクルマという意味を込めて名付けられました。

また、元々はアクティの姉妹車だったストリートは、1988年のフルモデルチェンジからアクティの名が外れ、「ホンダ・ストリート」となりました。

ストリートは、全長3195mm、全幅1395mm、全高1870mmのコンパクトなサイズながらも、ゆとりのある居住スペースと広々とした積載スペースを確保し、すぐれた静粛性も両立した実用性の高いクルマです。

エクステリアは、ゆとりの居住スペースと積載スペースの追求から生まれた骨格をベースに、大きさと強さを表現しつつ、スッキリとした開放感あふれるスタイリングを実現しています。

パワートレインは、新開発の小型・高性能660cc3気筒12バルブエンジンを搭載しています。コンパクトなサイズでありながら、高出力を発揮するとともに、低燃費24km/Lも実現しました。同時に、新設計の3速ATとの組合せにより、力強い発進と実用域で扱いやすさ、なめらかな高速走行が可能になりました。

現在のストリートの中古車価格は、平均で約20万円と軽自動車の中ではリーズナブルな価格帯となっています（2020年4月調べ）。

ストリートは1998年に販売終了し、時間も経過していることから、中古市場に出回っている数は非常に少ないです。良質な車体を見つけたら、すぐに購入を検討するのが良いでしょう。