ホンダ プレリュード解説

プレリュードはホンダから1978年から2001年まで販売されていたクーペタイプの乗用車です。車名は音楽用語のPrelude（前奏曲）から名付けられました。

エクステリアは個性的なフロントマスクと、光源を高い位置に置き広く遠くまで光を到達させる、大光量フリーフォームリフレクターヘッドライトを採用。ボディ及びピラーデザイン、着座位置等の見直しにより、2ドアクーペとして充分な居住空間の確保と共に、大幅に視認性を向上しています。

インテリアは室内下部のラウンドスペースであるインパネロア、ドアパネル、シートなどは、素材や質感を大切にした上品なデザインを採用し、心地よさと安心感を達成。カラーは赤と黒の2トーンをメインとし、黒のモノトーンタイプも設定。

またスポーツドライビング時の充分なサポート性と通常走行時の快適さを追求したフロントシートを開発し、採用されていたことも話題になりました。

ボディサイズは全長×全幅×全高が4520×1750×1315mmとし、居住空間を確保しながらボディ幅を15mm（従来車比）縮めるなど、2+2クーペとして必要充分な空間を確保しています。

エンジンは爽快な走りを楽しめる、充分なパワーとクイックなレスポンスを持ち、操る人の感覚にリニアな2.2リッター自然吸気エンジンを搭載。燃焼効率向上を図りピストンヘッド形状を変更し11.0の高圧縮比を達成し、同時にVTECの高速バルブタイミング＆リフトのセッティングを変更し吸排気効率を向上しました。

現在、ホンダプレリュードを中古車で購入したい場合、平均で約57万円という価格帯となっています。(2020年4月調べ)

良質な車体と出会ったら、早期の購入をおすすめします。