ホンダ オルティア解説

オルティアはホンダが1996年から2002年まで販売していたステーションワゴンです。オルティアとは、ギリシャ神話に登場する、美しい女神の名前に由来し、子供の守り神とされています。

オルティアは、シビックシャトルの系譜のクルマで、6代目シビックのプラットフォームをベースとして、車体を200mm程度延長し荷室を追加し、ルーフレール、ガラスハッチなどが装備され作られました。

オルティアは「スポーツ・ユーティリティ・ワゴン」を開発キーワードに、スポーツ性とユーティリティを追求することで、日常生活からアウトドアまで幅広く対応できる優れた使い勝手を実現しました。

エクステリアデザインのイメージは、ジュラルミンのアタッシェケースです。その引き締まった剛性感をベースに、新鮮さ、爽快さ、使いやすさを形にしていき、スポーツとアウトドアシーンで際立つ個性を持ち、かつ都市の風景にもフィットする知的で伸びやかなフォルムになりました。

ボディサイズは全長4570mm、全幅1695mm、全高1450mmから1500mmとなっています。

パワートレインは、2リッターDOHC16バルブエンジンを採用し、市街地走行からアウトドアシーンまでストレスなく軽快に駆け抜けるための充分なパワーと扱いやすさを得ました。また、ホンダ独自の4連スリーブブロックとクラス最軽量のデュアルポンプシステム採用のリアルタイム4WDを設定し、爽快な走りと低燃費を実現しました。

現在、オルティアは市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、オルティアの物件に出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。