ホンダ フィットアリア解説

フィットアリアは、ホンダが2002年から2009年まで販売していたセダンです。フィットのセダンモデルとして登場しました。東南アジア向けはシティ、中国向けはフィットサルーンの別名となっていました。

フィットとは英語で「ぴったりの」という意味です。アリアとは、オペラの中で歌われる独唱曲のことです。音楽のようにあらゆる人の心を自由に解き放ち、乗る人が感じるままに、歌うように走る歓びをもたらすクルマという意味を込めて名付けられました。

フィットアリアは、デザイン・機能・性能を徹底して磨きあげるとともに、すべての質感を最大限に高め、美しく融合しました。乗る人の感性を刺激し、さまざまな生活シーンにおけるセダンの利用価値を飛躍的に高めるスモールセダンです。

ボディサイズは全長4310mm、全幅1690mm、全高1485mmもしくは1510mmとなっています。

エクステリアは、「フォワード・ビッグキャビン」をテーマに、グローバル・スモールプラットフォームの持つショートノーズ＆ビッグキャビンというメリットを生かし、スモールセダンの先進フォルムを追求しました。斬新さと力強さを美しく調和させたスタイリッシュなフォルムです。

パワートレインは、1.3リッターと1.5リッター2種類のi-DSIエンジンを搭載し、スモールセダンならではのスムーズで軽快な走りと20.5km/L（1.3A）、20.0km/L（1.5W）の低燃費を実現しました。

現在のフィットアリアの中古車価格は、平均で約20万円と非常にリーズナブルな価格帯となっています（2020年4月調べ）。

フィットアリアは、中古市場に出回っている数が少ないです。良質な車体を見つけたら、すぐに購入を検討すると良いでしょう。