ホンダ ドマーニ解説

ドマーニは、ホンダが1992年から2001年まで販売したセダンです。

車名の由来となるドマーニという言葉は、イタリア語で「明日」「将来」という意味を表しています。

シビックフェリオの姉妹車であるドマーニは、社会の流れに適合した「これからのファミリー・セダン」であることを前提とし、快適に乗り、走るための基本となる性能を徹底追求。同時に、地球環境の保全への配慮にも積極的に取り組みました。これからのクルマ社会で要求される要件を高水準で満たした、永く使いこなすことのできるセダンを目指し開発されました。また、いすゞ自動車へドマーニとしてOEM供給していました。

全長4480mm、全幅1695mm、全高1390mmもしくは1405mmのドマーニは、高級感をもつシャープで存在感と主張のあるフロントデザインに、リフレクター式の大型ハロゲンヘッドライトとクリアタイプのリア・コンビネーションライトを装備することで、４ドアセダンならではの落ち着きのある「上品さとクオリティ感の高いエクステリア」を実現しました。

ドマーニ16Xでは、1.6リッターVTEC-Eエンジンを採用し、独自の可変バルブタイミング・リフト機構により、パワフルで扱いやすく、特に低燃費を徹底追求しました。 また1.6リッタークラスでトップレベルの低燃費を達成しました。

現在のドマーニの中古車価格は、平均で約40万円と標準的な価格帯となっています（2020年4月調べ）。

ドマーニは、中古市場に出回っている数が非常に少ないです。良質な車体を見つけたら、すぐに購入を検討すると良いでしょう。