ホンダ CR-Xデルソル解説

CR-Xデルソルは1992年から1999年までホンダから販売されたトランストップモデルのクルマです。

車名の「デルソル」とは、スペイン語で「太陽の」という意味で、明るい太陽の下で爽快な走りを楽しむとの願いを込めて命名しました。

エクステリアはハードトップの採用により、耐候性・耐久性・遮音性を確保。「トランストップ」はキャビンにいながらにして、スイッチ操作のみでルーフを開閉し、屋根をトランクルームの専用ホルダーに収納できます。フロントクォーターウインドウの設置や、ミラーをドアスキンにマウントすることなどで、オープン走行時の不快な風の巻き込みを防止しています。

ボディサイズは全長3995mm、全幅1695mm、全高1255mmとかなり小振りな印象を持たせています。

インテリアは走行時の解放感と安心感の両立をめざして、インパネ・サイド部からシート後方までラウンド感をもたせたデザイン。メーターパネルは、風を切って走るオープン感覚を強調し、ゴーグルをイメージした個性的なシェイプとしました。

エンジンはSiRにはハイパワーの1.6リッターDOHC VTEC 最高出力170PS／7800rpmを搭載。5速マニュアル車はシフトストロークをショート化し、スポーティな操作フィーリングを実現しました。排気音をスポーティにチューニングする工夫もしています。

現在、ホンダCR-Xデルソルを中古車で購入したい場合、平均で約73万円という価格帯となっています。(2020年4月調べ)

良質な車体と出会ったら、早期の購入をおすすめします。