ホンダ キャパ解説

キャパは、ホンダが1998年から2002年まで販売したコンパクトカーです。

キャパとは、「才能」「包容力」「収容能力」などの意味をもつ、英語のCAPACITYからの造語です。

全長3790mm、全幅1640mm、全高1650mmもしくは1670mmと、街乗りにすぐれたコンパクトなサイズのキャパは、「リラックス・コンパクト」というコンセプトを元に誕生しました。これまでにない楽しさをもったクルマを目標とし、スペース、スタイル、走りの全方向において高次元のバランスを求めて開発されたマルチワゴンです。

エクステリアは、力強さと安定感をもたせた台形フォルムに、新骨格の二重フロア構造ボディを採用しました。また、大型マルチリフレクターヘッドライト、フロントグリル、大型バンパーにより存在感を主張しています。

パワートレインは、街乗りから郊外ドライブまで快適な1.5リッター16バルブエンジンを搭載しています。また、トランスミッションにはATのフル電子制御式ホンダマルチマチックを採用し、通常走行用のD(ドライブ)モードと、キビキビした走りが楽しめるS(スポーツ)モードをスイッチによりすばやく切り替えることが可能です。さらに14.8km/Lという低燃費も実現しました。

現在のキャパの中古車価格は、平均で約30万円とリーズナブルな価格帯となっています（2020年4月調べ）。

キャパは、販売期間が4年と短く、人気もあるため、中古市場に出回っている数は非常に少ないです。良質な車体を見つけた場合、できる限り早く購入することをおすすめします。