ホンダ アコードエアロデッキ解説

アコードエアロデッキは、ホンダが1985年から1989年まで販売していたステーションワゴンです。

アコードとは、英語で「調和」を意味します。「人とクルマとを、いかに快適に結び付け調和させるか」というテーマを持っています。エアロデッキは、空力(Aero)に優れ、堂々とクルーズする帆船の甲板(Deck)を思わせる超ロングルーフの先進スタイリングを指し、「ハッチバックの概念を一新するスポーティでスタイリッシュなクルマ」という意味がこめられています。

アコードエアロデッキは、アコード3ドアハッチバックの系譜で、3代目アコードの3ドアモデルとして日本および欧州市場で販売され、シューティングブレーク風の個性的なスタイルが特徴です。

ボディサイズは全長4335mm、全幅1695mm、全高1335mmとなっています。

エクステリアは、ロー・ワイドなフォルムに加え、フロントからリアへ微妙なカーブを描いて流れる新しい発想のロングルーフデザインを採用しています。この新しいフォルムは、優れた空力性能を達成しつつ、大人5人がゆったり座れる居住スペースをも両立させています。

パワートレインは、ホンダのF-1レーシング・テクノロジーを惜しみなく投入した最先端のパワーユニット、2リッターDOHC16バルブエンジンを採用し、160馬力の圧倒的なパワーを発揮しながら、中低速回転域のトルクを充分に確保するなど、ハイパフォーマンスを実現しました。

現在、アコードエアロデッキは市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、アコードエアロデッキの物件に出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。