フィアット プントエヴォ解説

プントエヴォは2010年から2013年までフィアットから生産・販売されたコンパクトカーです。2005年から販売されていた「プント」をマイナーチェンジしたモデルです。

車名に付けられた「エヴォ」は「進化」を意味する「Evolution」の略称です。

エクステリアはスポーティさを強調するために、フロントとリアに新型バンパーを採用。ボディと同色のサイドスカートやリアルーフスポイラー、オーバーフェンダーが装着されています。サスペンションもスポーツチューンを採用し、専用の17インチアルミホイールを取り入れています。また、初代プントから続く伝統の縦型リアランプは一新され、新たなプントとしてのスタートを象徴しています。

ボディサイズは全長4080mm、全幅1685mm、全高1495mmとコンパクトカーらしいミニマムなサイズです。

インテリアもこれまでのプントからデザインを刷新。シートやメーターパネルの配置や、デュアルロジックのパターンを見直したことで、直感的な操作が可能になりました。さらに、シートベルトも拘束力が高くなるダブルプリテンショナー式フロントシートベルトを標準装備としました。

エンジンは、ターボマルチエアを備えた1.4リッター直列4気筒エンジンを採用し、最高出力163ps、最大トルク23.5kgmを発揮します。トランスミッションは5速ATを設定しています。

また、アイドリングストップ機能である「スタート&ストップシステム」を導入し、環境への配慮も忘れません。

現在、フィアットのプントエヴォを中古車で購入したい場合、平均で約41万円というリーズナブルな価格帯となっています。(2020年4月調べ)

フィアットのプントエヴォはデザインや走行性に定評があります。良質な車体と出会ったら、早期の購入をおすすめします。