フィアット グランデプント解説

グランデプントは、2006年から2018年までフィアットが日本で発売したコンパクトカーです。

フィアット「プント」の後継車として開発されました。

グランデの名が示すとおりボディサイズは全長4050mm、全幅1685mm、全高1495mmとプントより大きくなり存在感を増しています。車種名のプントとはイタリア語で英語の「POINT」に該当し、コンパクトカーの転換点や集約点という意味が込められています。

グランデプントのデザインを手がけたのは、これまでも数々の名車を手がけた巨匠ジウジアーロが所属する「イタルデザイン」です。長いノーズと奥行きのあるヘッドランプのフロントフェイスは、丸みのあるボディと組み合わさり、スポーティに仕上がっています。

エンジンは全グレードで1.4リッターのエンジンを搭載。ラインナップはメガ、ギガ、テラというグレードが用意されています。各グレードで異なるのはデュアルゾーン式オートエアコンや電動ダブルサンルーフ 「スカイドーム」といった快適装備の有無であり、大きくスペックがは変わることはありません。トランスミッションは6速MTもしくは5速セミATが設定されています。

コーナーリング性能も高く、最新のESPを組み込んだ前後ディスクブレーキは旋回中の減速も安定してこなします。

現在、フィアットのグランデプントを中古車で購入したい場合、平均で約33万円というリーズナブルな価格帯となっています。(2020年4月調べ)

フィアットのグランデプントはデザインや居住性に定評があります。良質な車体と出会ったら、早期の購入をおすすめします。