ダイハツ ネイキッド解説

ネイキッドは1999年から2004年までダイハツで生産・販売された5ドアセミトールワゴンタイプの軽自動車です。

ネイキッドは汎用性が高く、普段使いしやすい設計がされているのが特徴です。乗る人が主体になれる、従来のクルマとは発想を変えた新ジャンルのスモールカーです。

ボディサイズは全長3395mm、全幅1475mm、全高1530-1550mmとかなり小型な仕上がりですが、エクステリアはタフな存在感があり、すっきりとした箱型ボディになっています。機能に裏打ちされたスタイリングが特徴的で、小回りの利く車体と相まって実用性と見栄えを兼ね備えています。BピラーとCピラーは骨太でがっしりとした作りになっているため、クルマの骨格がさらに強調されています。また、前後とも同じ仕立てのドアパネルで、フロント・リアバンパーは部分交換ができる3分割式の作りです。

インテリアもシンプルながら、利便性の高い工夫が凝らされています。板金パネルをデザインモチーフとし、ワイドストレートインパネとフロントコンソール、フローティングホーン式4本スポークステアリングは直線的な仕上がりです。直接手が触れる部分は抗菌仕様となっています。

660cc直列3気筒のエンジンを搭載し、2-O2センサーシステムによって、高トルクと低燃費を両立しています。さらに、ABS、TCS、横滑り制御の機能を持つDVSを装備し、滑りやすい雪道などの悪路でも安定的な走行が可能です。

現在、ダイハツネイキッドを中古車で購入したい場合、平均で約25万円というリーズナブルな価格帯となっています(2020年4月調べ)。ダイハツネイキッドはデザインや運転のしやすさに定評があります。良質な車体と出会ったら、早期の購入をおすすめします。