シトロエン ZX解説

ZXはシトロエンが1992年から1998年まで販売していたコンパクトカーです。

ミドルクラスの第1クラスに属するシトロエンの新たなファミリーカーとして開発されました。

エクステリアは上品で気品のあるスタイルが特徴です。エレガンスをテーマに設計されており、どの角度から眺めても流麗なシルエットが映し出されます。3つのサイドウィンドウは晴れやかな車内を連想させ、ボディ表面は凹凸を極力減らすなど多くの工夫が施されています。

ボディサイズは全長4070mm、全幅1695mm、全高1405mmです。

インテリアは明るく居住性にも優れます。大きなガラスエリアは開放感があり、最大5名が快適に過ごせる空間が広がります。前席スライド機構、前席ヘッドレスト上下調節機構、チルトステアリングなど心地よいドライブをサポートする嬉しい機能も完備。さらに後席のシートスライド機構により、広い室内をより有効に活用できます。またAM/FMラジオ付きCSプレイヤー、マニュアルエアコン、パワーウィンドウ、集中ドアロックなども揃っています。

エンジンは1.6リッター（89PS）と1.9リッター（120PS）の水冷直列4気筒OHCエンジンを設定。駆動方式はFF、トランスミッションは4速ATで、安定感のある軽快な走行を可能としています。また後席3点式シートベルト、サイドインパクトバーといった安全への備えも万全です。

現在、ZXは市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、ZXの物件に出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。