シトロエン XM解説

XMはシトロエンが1990年から2001年まで販売していたセダンです。

CXの後継モデルとして開発され、1990年の欧州カーオブザイヤーを受賞したことでも有名なクルマです。

エクステリアは先進的で見事に当時のトレンドが反映されたデザインです。カロッツェリア・ベルトーネがデザインを担当し、直線を基調としたシャープなボディラインが大きな特徴。フロントビューは近未来的で、XMの上質な走りを予感させます。

ボディサイズは全長4710mm、全幅1795mm、全高1395mmです。

インテリアは快適で利便性に優れます。親しみを持てるインテリアに、AM/FMラジオ付きCSプレイヤー、フルオートエアコン、パワーウィンドウ、集中ドアロックなど便利なアイテムを標準装備。さらに上級グレードのXM-Xであれば、レザーシート、本革巻きステアリング、ウッドパネルなども整っており、よりラグジュアリーで特別な空間が演出されています。

エンジンは最高出力170PS(125kW)/5600rpm、最大トルク24.5kg・m(240.3Nm)/4600rpmを発揮する3リッターV型6気筒OHCエンジンを搭載。駆動方式はFF、トランスミッションは4速ATで力強く安定した走行を可能としています。またステアリングテレスコピック機構やステアリングチルト機構などのテクノロジーも備わっており、快適なドライブをサポートします。

現在のシトロエンのXMの中古車価格は、平均で約122万円です（2020年6月調べ）。生活の多くのシーンで活躍するセダンなので、車体の状態に満足できれば早期購入もおすすめです。