シボレー MW解説

MWは、日本の自動車メーカーであるスズキが製造し、アメリカのゼネラル・モーターズが自社ブランドであるシボレーにて、2000年から2003年および2006年から2010年まで販売していたコンパクトカーです。

同車は、スズキとGMの業務提携以来、初めてのコラボレーションによって誕生したクルマです。

MWは、スズキ・ワゴンRソリオをベースに、「アメリカン・カジュアル・コンパクトワゴン」をコンセプトとして開発されました。ボディサイズは、全長3575ｍｍ、全幅1620ｍｍ、全高1700ｍｍで、コンパクトさと、ワゴンとしての使い勝手を最小限の大きさで両立しています。

エクステリア面では、シボレー車の象徴であるボウタイ・エンブレムをフロントグリルメッキバーおよびアルミホイールセンターキャップに装備。また、大型バンパーに加え、サイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラーなどを装着し、スポーティで精悍な外観となっています。さらに、インテリア面も充実しており、ツートン・カラーの本革ステアリングに分割可倒式リアシート、シートアンダートレイ、シートアンダーボックスなどを備えています。

パワートレインは、「VVT」と呼ばれる可変バルブタイミング機構を採用する1.3リッター直列4気筒DOHCエンジンを搭載。トランスミッションは、電子制御式の4速ATで、サスペンションは、フロントにマクファーソンストラット、リアにスズキ独自のサスペンション型式であるI.T.L（アイソレーテッド・トレーリング・リンク）を用いました。

現在、MWの中古車販売価格は、約22万円と大変お求めやすい値段になっています（2020年6月調べ）。格安でスポーティなコンパクトワゴンを購入したい方に、おすすめです。