シボレー クルーズ解説

クルーズは、アメリカのゼネラル・モーターズが、2001年から2008年にかけて、自社ブランドであるシボレーより販売していたコンパクトカーです。

同車は、GMとスズキの共同開発で誕生しました。クルーズの日本国内における販売は、2008年で終了しましたが、その後もモデルチェンジを経て、北米や韓国などでは3代目となるクルーズが、2018年まで販売されていました。

車体は、スズキの初代スイフトをベースに製造され、全長3625ｍｍ、全幅1610ｍｍ、全高1560～1610ｍｍと非常にコンパクトなクルマです。エクステリアはGMが担当し、シボレーの伝統である、上下二分割大型コンポジット・ヘッドランプ、丸型4灯リアランプ、5本スポーク・ホイールなどを採用。さらにエンブレムには、シボレー車の象徴であるボウタイ・エンブレムを継承しています。

インテリアもGMがデザインを手がけ、インストルメントパネルはブラックとシルバーのツートーンで構成し、豊富なメッキ塗装でスポーティに仕上がりました。また、インテリアの色にも2トーン・カラーを用い、上質な個性を強調しています。

パワートレインは、1.3リッター及び1.5リッターの直列4気筒DOHCエンジンを用意。トランスミッションは4速ATのみで、駆動方式はFFと、4WDの2種類です。

現在、クルーズの中古車販売価格は、約17万円となっています（2020年6月調べ）。スポーティなコンパクトカーを格安で購入したい方に、おすすめの一台です。