BMW Z3解説

Z3はBMWが1996年から2002年まで販売していた2シーターオープンカーです。

エクステリアデザインには、日本人デザイナーの永島譲二氏が携わっています。Z3は映画「007ゴールデンアイ」のワンシーンで登場し、限定モデル「007・Z3」が販売されていました。

キャビン部分で一段低くなったウエストラインの流れが非常に美しく、ロングノーズ＆ショートデッキの伝統的なロードスターとしてのスタイリングが特徴です。

小柄なボディを活かして、ワインディングロードから街中まで幅広いシーンで活躍することができます。またコンパクトなボディからは想像できないほど室内の快適性が高いことも特徴のひとつで、ソフトトップ開放時には広々と開放感のあるドライビングを楽しむことができます。

ボディサイズは全長4035ｍｍ、全幅1690ｍｍ、全高1275ｍｍとなっています。

Z3は後期モデルに3タイプのエンジンがラインナップされていました。全て直列6気筒DOHCエンジンで、排気量別に2.2リッター、2.8リッター、3.0リッターから選択でき、最終モデルには2.2リッターと3リッターエンジンがラインナップされています。トランスミッションは2.8リッターのグレードのみ4速AT、他のグレードには5速MTとステップトロニック付き5速ATが設定されていました。駆動方式は全てFRとなっています。

現在のZ3の中古車市場での平均価格は、約61.5万円となっています。(2020年5月調べ)

Z3は現在入手しやすい価格帯で取引されていますが、年式が古いこともあり、状態の良い車体が市場に出回ることが少なくなってきています。Z3をお探しの方はの購入の検討をおすすめします。