BMW 6シリーズカブリオレ解説

6シリーズカブリオレは、BMWが2003年から2019年まで販売していた4シーターオープンモデルです。

BMWのプレミアムラグジュアリー・クーペセグメントを築き上げた6シリーズですが、このカブリオレも人気モデルとして6シリーズを支えてきました。

2011年にはカブリオレのフルモデルチェンジを実施。6シリーズとしての伝統を尊重するとともに、最新鋭のデザインとフルオートマチックソフトトップを採用したオープンモデルとして開発されました。

エクステリアは妖艶かつスタイリッシュ。ボディラインはなめらかで美しく、スポーティなプロポーションを演出します。フロントデザインにおいては、BMWらしい伝統のキドニーグリルとエンジンフード上のV型のラインが存在感を強調します。ボディサイズは全長4905mm、全幅1895mm、全高1375mmです。

インテリアはエレガントでユニークなデザインが採用されています。センターコンソールおよびドアパネルのラインは躍動的でダイナミックな雰囲気が演出され、ブラックパネルテクノロジーが採用されたメーターパネルはエクスクルーシブな空間を創り出します。またコックピットは全ての操作系の配置が工夫されているため、機能性も抜群です。

2種類のグレードがラインナップされ、650iは4.4リッターV型8気筒DOHCツインターボ、640iは3.0リッター直列6気筒DOHCターボを搭載し、トランスミッションはシフトパドル付き8速スポーツATが設定されています。それに加え、高精度ダイレクト・インジェクション・システム、ブレーキエネルギー回生システム、電動パワーステアリングなどの数々の先進的な装備も充実しており、BMWならではの駆け抜ける歓びを体験できます。

現在のBMWの6シリーズカブリオレの中古車価格は、平均で約367万円です（2020年5月調べ）。